柴犬を作る・2

大変長く間が空きましたが、羊毛フェルトで柴犬づくりの続きです。
1日目はこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/kozica26/20091009/1255053534

前回はヒトデの4本足バージョンみたいだった柴犬の素ですが、
犬らしく見えるように骨組みを立てて、犬の胴っぽく見えるようにお腹周りや背中、足の付け根付近に羊毛を足して行きます。
骨組みを中に仕込まないと、相当硬く羊毛を刺し固めない限り、細い足で自立させるのは難しそうです。
生き物にとって骨が大事だって事が良く分かります。

さて、この時点で四本の脚、それぞれの長さがまちまちになってしまい、調整に難儀しました。
真っ直ぐ直立させている筈なのに、四本の脚の内二本が宙に浮いてたりするのです。
最初「まあいいや〜」なんてほったらかした場合(私だ私)、脚の周囲に羊毛を盛ってしまうと、脚の付け根の骨組みが固定される為動かし辛く、
脚先の角度はある程度変えられても付け根の位置はもう変えられなくなってしまいます(はいそれは私です)。
本物の犬と同じで、ある程度お肉が付くと小回りがきかなくなるわけです。
最初に立たせた時点で、脚の長さは揃えましょう!身を持っての教訓。

いくら理想から離れたからと言って、途方に暮れて夕日に黄昏てみても仕方ありません。
なんとかしなくちゃキット代がもったいないぜ!YES!貧乏性!
仕方なく、短くなってしまった脚の先に羊毛を足してみた→脚先に骨組みが届かないので柔らかくなり、立たせてもすぐコケる&足の長い犬になって柴犬に見えなくなる と言う痛いペナルティ。でも仕方ない。
柴犬なんて出来るのかしら。ボルゾイみたいになるんじゃないの?顔だけ柴犬の…
下がこの時点での柴犬らしき物体。


後ろ足が不自然に曲がっているのが分かるでしょうか。極端に長かったのです、この脚!
ホント、最初の骨組みの時点が一番重要だと思いました。
この後、写真で見て左側に頭を付ける予定です。つまりこの状態だと首なし死体写真!キャー!
怖くないですね。

ともかく脚の長さの調整に疲れてこれで終了しました。四本脚のイキモノ、難しいです。